新十両 北の若 勝ち越し!
大相撲初場所の番付編成会議で、酒田出身の北の若(八角部屋)が十両に昇進し、2022年1月9日から始まった初場所では8勝7敗で勝ち越し(いがった、いがった)。相撲界を担う関取として、順調なスタートをきりました。2000年に生まれた本名・齋藤大輔の北の若関は、中学3年生のときに全国都道府県中学生相撲選手権大会で優勝。相撲界の名門・埼玉栄高校3年生のときは高校総体団体優勝、国体個人・団体優勝などと輝かしい成績を残し、八角部屋に入門しました。
北の若関は身長189cm 、体重148kg。突っ張り、右四つ、寄り、上手投げを得意とし、2021年の9月場所、東幕下11枚目で6勝1敗、11月場所では東幕下3枚目で5勝2敗の好成績を残し、関取の座を射止めました。酒田市では若瀬川以来約半世紀ぶりの快挙で、北の若の入門の際には第52代横綱の北の富士が酒田市役所を表敬訪問するなど、将来を嘱望されている逸材です。
十両昇進が決まった北の若関は2021年12月17日、日本相撲協会理事長を務める八角親方とともに昇進の挨拶に酒田市役所を訪れました。「北の若後援会」も設立されることになっていますが、ふれあい酒田では2021年12月4日に開いた第84回理事会で、北の若関を応援することを決定。初場所に間に合うように、北の若関の支援者と共同で「贈 ふれあい酒田」と刺繍した紺色のまわしを贈りました。
これからも北の若関を応援しましょう!