●土門拳2023オリジナルカレンダー「東寺」発売 2022

いがったの.

土門拳2023オリジナルカレンダー 弘法大師 立教開宗 1200年「土門拳写真の旅 大師のみてら 東寺」発売


1974年酒田市の名誉市民第1号となった写真家・土門拳(1909-90)の作品約135,000点を収蔵・公開している土門拳記念館は、土門拳の写真による8枚綴りのカレンダーを2004年から刊行している。
最初のテーマとなったのは、土門が病に倒れても撮影に通い続けた思い入れの深い「室生寺」。以後、「中尊寺」「浄瑠璃寺」が続くが、2009年に刊行された奈良や弘前を撮った「土門拳の風景」は、「室生寺」に匹敵するほどの人気を集めた。また、18年の「高雄・神護寺 栂尾・高山寺」は 、第69回全国カレンダー展で経済産業大臣賞を受賞するなど、全国的な評価も高い。
これらの毎年のカレンダーの企画や選定に当初から携わってきたのが、同館の理事で、弟子として長年土門を支えてきた撮影スタッフだ。現在は写真家として活躍しているが、撮影テーマや撮影状況に関するデータは彼らの脳裏に深く刻まれている。
こうした「データベース」によって土門拳カレンダーが制作されてきたが、2023年のテーマは「東寺」。教王護国寺東寺が、弘法大師空海が真言密教の道場となって1200年になるとともに、偶然にも当時東寺撮影にご尽力いただいた方が今年執事長に就任した。
2023年度版には、表紙に「五重塔斜陽」、以下「講堂内陣諸仏」「講堂五大明王像の内不動明王(国宝)」「講堂梵天坐像(国宝)/講堂帝釈天半跏像頭部(国宝)」「両界曼茶羅図の内胎蔵界全図(国宝)」「弘法大師筆尺牘風信帖第二通首部(国宝)/第一通首部(国宝)」「海賦蒔絵袈裟箱蓋甲海賦蒔絵(国宝)」と続き、最終頁には「境内望遠」の作品が収められている。

【お詫びとお願い】
12月4日に開催された第25回記念ふれあい酒田総会・懇親会の会場で、「土門拳オリジナルカレンダー」2022年版を販売してしまいました。土門拳記念館の招待券(2枚)を同封し、2023年版のカレンダーを至急送ります。下記担当者までご連絡ください。
○酒田市交流観光課交流事業係
担当:主事 小柳 歩(おやなぎ あゆみ)
電話番号:0234-26-5809

なお、「2023年版土門拳オリジナルカレンダー」をご希望の方は、土門拳記念館(Tel.024-31-0028)までご連絡を。