酒田に唯一残る江戸時代の町屋造り「旧鐙屋」を修復し次世代に引き継ぐ ふるさと納税型クラウドファンディング
目標金額：100万円 令和５年４月30日(日)まで
旧鐙屋全景
江戸期の酒田本町通りには廻船問屋が軒を連ね、その賑わいは江戸末期に画家・五十嵐雲嶺が描いた『木版 酒田十景』に収められている「本町通景」に見ることができる。浮世絵に描かれている当時の商いと住居を兼ねた町屋造りの姿を唯一現在に伝えるのが、酒田市役所前に位置する江戸期に建てられた「旧鐙屋」。しかし、長い間風雪や地震に見舞われて劣化が進み、そのまま放置すれば、公開における安全性確保が難しくなるだけでなく地震で倒壊してしまう危険性も指摘されている。
現在進めている修復工事は、外からは見えない床下や天井裏や壁の内部に鉄骨を入れて補強したり、雨風で傷んだ部材を新しい部材に交換したりするものだ。一方、新しく差し込んだ木材には「令和四年度」と焼き印を入れ、古い部分と修復した部分との見分けが付くようになっている。
鐙屋を次世代に継承し、この町家造りの魅力を全国に伝えるには支援が不可欠となっている。旧鐙屋を江戸時代の姿でずっと守り未来に伝えていくため、ふるさと納税型クラウドファンディングにご協力を。
＜概要＞
○件 名：「旧鐙屋」修復工事費用に係るふるさと納税型クラウドファンディング
○目標金額：100万円（すでに目標額に達成しているが、一般財源が厳しいため更なる支援が必要）
○募集期間：令和5年4月30日（日）まで
○修復期間：令和2年10月〜令和7年3月の4年と約半年間の予定
○当ふるさと納税型クラウドファンディングは、その修復工事費用の一部に当てる
○詳細および申込は次のサイトまで
https://www.furusato-tax.jp/gcf/1064
 通り庭（土間） |
 天井裏の修復工事 |
 「令和四年度」の焼き印 |
 「木版 酒田十景 本町通景」光丘文庫デジタルアーカイブより |
||