クラウドファンディング
「収蔵品をもっと身近に! アートカード制作プロジェクト」
酒田市は2021年度から、教育委員会と連携した「スクールプログラム」を開始し、その一貫として、表題のクラウドファンディングを22年4月27日から5月31日まで実施中。酒田市美術館と土門拳記念館の収蔵作品を新たに印刷したアートカードで身近に親しんでもらう企画で、市内の小中学校には無料配布され、美術館では一般貸出用として活用されることを目的にしている。また、生涯学習にも活用されることになっている。
掲載のカードは、1910年酒田・漆曽根に生まれの風景画では評価が高い斎藤長三(〜1994)の油彩画で、裏面には「どんな会話が聞こえてそう?」という文言とともに作品データが印字され、作品に親しみながら鑑賞を深めることができる美術鑑賞教材となる予定。
クラウドファンディングの目標額は250万円で、両美術館収蔵作品から選ばれた32点が1,000セット作成されるほか、クラウドファンディングに応じたかたにはリターン品も用意されている。
アートカードという誰もが気軽に作品鑑賞を楽しめる教材を活用し、酒田市の芸術・文化や日本初の写真専門美術館の優品を未来に広く伝えるプロジェクトに参加してみませんか。
詳細は、酒田市美術館まで。