ご当地ラーメン総選挙で「酒田ラーメン」が日本一に
「日本ご当地ラーメン総選挙」で「酒田ラーメン」(ワンタンメン)が、ダントツの成績で初代日本一を獲得しました。
このイベントは「東京ラーメンショー」と「大つけ麺博」のコラボイベントで、全国に100種以上あるといわれているご当地ラーメンの頂点をSNSや直接の投票で決めるという企画。エントリーしたのは44のご当地ラーメンで、予選を通過した10のご当地ラーメンが決勝に駒を進めた。
新宿・大久保公園で10月5日から9日まで行われた総選挙には、酒田舞娘や市の公認キャラクター「あののん」、9月に就任した矢口明子新市長も訪れ、酒田のラーメンをアピール。さらに当会の役員や関係者も多数訪れ、故郷のワンタンメンを懐かしみ、一票を投じた。
山形市はラーメン消費量が日本一だが、県全体で見るとそば屋のほうが圧倒的に多い。しかし、そば屋よりラーメン屋が多い酒田市では「酒田のラーメンを考える会」が1990年に立ち上がり、ラーメンイベントやデパートの催事に出店し、酒田のラーメンを全国に広める活動を行い現在に至っている。その主力商品として同会の会員のすべての店舗で提供されているのが極薄の雲呑を入れた「ワンタンメン」で、一度食べたら忘れられない触感か際立つ。
「酒田のラーメンを考える会」を立ち上げてから33年。「ワンタンメンの街」酒田は、ついに日本一を手に入れた。