百段雛まつり 2019 青森・秋田・山形ひな紀行
酒田では3月1日から4月3日まで「酒田雛街道〜湊・酒田の雛めぐり〜」が催され、江戸時代から受け継がれてきた雛人形、鵜渡川原人形、さまざまな飾り物に願いを込めた傘福などが展示されるが、東京・目黒にあるホテル雅叙園東京で1月18日から3月10日まで開催される「百段雛まつり2019 青森・秋田・山形ひな紀行」では一足早く酒田のお雛さまに出会うことができる。
展示されているのは、酒田の旧家・加藤家の高さ40cmを越える江戸後期の古今雛、雅楽を奏でる 楽人、百歳雛、胡蝶の舞などで、全国的にも珍しいほど保存状態が良い。さらに、日本三大つるし飾りの一つに数えられている傘福も展示されるほか、天保三年(1832年)創業の小松屋のお雛菓子も出品される。
同ホテルの東京都指定有形文化財・百段階段で行われるこの展示会は今年で10回目を数え、弘前の下川原焼のお雛さま、八戸・遠藤家のお雛さま、七戸・森田家のお雛さま、由利本荘・六郷家の古今雛、湯沢・京野家のお雛さまなども展示される。
◆開催日時:1月18日(金)〜3月10日(日)
10:00 – 17:00(最終入館16:30)
◆会 場:ホテル雅叙園東京
東京都指定有形文化財 「百段階段」
◆入 場 料:¥1,500