全国ねぎサミット2015 in 酒田
やまがた庄内・農山漁食まつり
「食の都」といわれる庄内には、「温海かぶ」「民田なす」などの庄内固有の在来作物が数多く伝えられている。「平田赤ねぎ」もその一つで、平田地域の飛鳥、砂越、楢橋各地区で主に自家用の保存食として栽培されてきた。栽培期間が1年以上と長いうえに手間もかかることから市販するには難しさがあったが、生では辛みがあるが、火を通すと一転して柔らかな甘みを出す味の良さや、鮮やかな紅色の美しさが徐々に知れ渡り、量産されるようになった。2003年には「平田赤ねぎ生産組合」が結成され、いまでは首都圏にも出荷される全国銘柄となっている。この10月31日と11月1日の2日間開かれる同サミットには、県内の「平田赤ねぎ」、「もがみねぎ」(新庄)、「ねぎらい」(酒田・鶴岡など)に加え、「下仁田ねぎ」「九条ねぎ」など全国21の産地のねぎが集結し、ねぎ当て大会、ねぎ産地PR合戦、食の都庄内親善大使による料理の振る舞い、山形在来作物研究会公開フォーラムなど、多種な企画が予定されている。またこのサミットでは、庄内に伝わる農林水産物や加工食品、農山漁村に伝わる郷土料理や話題のご当地グルメなどの美味しい逸品にふれることもできる総合的な食の祭典となっている。
■開催されるおもな企画
①やまがた庄内・農山漁食まつり
②全国ねぎサミット2015 in 酒田
③森と緑のフェスティバル
④全国豊かな海づくり大会プレイベント
⑤山形在来作物研究会公開フォーラムの同時開催
■日時:2015年10月31日(土)10〜16時
11月1日(日) 10〜15時
■会場:酒田市国体記念体育館及びその周辺
(山形県酒田市飯森山二丁目296番地の1)
■主催:全国ねぎサミット2015 in 酒田実行委員会
■協賛:全国農業協同組合連合会山形県本部/庄内みどり農業協同組合/酒田市袖浦農業協同組合/山形県漁業協同組合/北庄内森林組合
■後援:農林水産省/(ー財)都市農山漁村交流活性化機構